ちょっと暗くて変なはなしとさいきんのねこ

 まずはねこのはなしから

さいきんの猫はまあまあ元気。強いて言うなら病気になる前よりも風邪をひきやすくなった。もともと風邪をひきやすい体質だったので、こちらが気をつけて入れば大したことにはならない。ただ、注射を定期的に打つからか、首にこぶのようなものができてしまった。病院で聞いてみようと思う。あとさいきんいつにも増して甘えん坊になってしまった。いや、もしかしたら軽くボケてしまってるのかもしれない。もしくはわがままになってしまったのか。人の顔を見るたびにゃーにゃーとすり寄ってくる。私は騙されないぞ、ご飯はさっき食べた。ゴロゴロと言いながら抱かれている猫を見るたびにいつまで一緒にいられるのだろうと考えてしまう。いつかはお別れがくることはずっと前からわかっていたはずなのにとんでもなく辛い。まだ死んでもいないのに、ねこのことを考えて泣いてしまう。本当にいなくなったら私はどうしたらいいのだろう。

ねこの話はひとまず終わり

 

 突然だが、宇宙にはパラレルワールドが存在する可能性がある。マジであるのかはわかんないけれど、私はあったらいいな派の人間だ。だいたい同じだけどちょっと違う世界、そんなものがあってほしいと思っている。

人には大なり小なり後悔していることがある。私もよく後悔している。あの時こうしていればよかったなんて毎日のように思う。でもその中でも1番後悔していることがある。それは10年以上前のとある出来事だ。それをきっかけに私の生活は一変したし、こんな卑屈な性格にはならなかったかもしれない。いやそれは嘘かも。私の性格は生まれた時から最悪だったので性格は出来事には関係ない。とにかく、私はあの時のことをずっと後悔している。そしてずっと受け入れられないでいる。それは現在進行形で。もういろんなことが丸く収まっているし、別に今の生活に不満があるわけでもない。好きなことをさせてもらっている。わがままもたくさん聞いてもらった。でも私は、あの時実家で眠ってしまった母を起こして家に帰らなかったことを後悔している。私があの時ちゃんとしていれば父は死ななかったのかもしれないとずっと後悔している。今だから言えることかもしれないが、1番の幸せはわがままで都内の高校に行くことでも美術の大学に行くことでもない。もちろんそれも幸せだし、行かせてくれた母と新しい父には感謝している。新しい父も良い人だし別にそこに不満があるわけではない。だけど私は父ともっといろんな話がしたかった。20歳になったら2人でお酒をたらふく飲んでみたかった。私の知らないことをたくさん知ってる父が大好きだから。別にそれだけで幸せだったのに。だから私は未だに父の死をいまいち受け入れられないでいる。いい加減受け入れなければと思っているが、こういうのは理屈じゃないから難しい。私は、もしパラレルワールドが存在して父が死なない世界があるならいいなと思う。そんな世界もあるって思えばちょっとは楽になるような気がする。

そんなことをふと思ってしまってちょっとセンチメンタルになる。

宇宙ってほんとのところなんなの??

 

 

 

 

おわり